こんにちは。自分らしくを毎日探し中のねびです。
小さい頃から泣き虫で何をやるにも自信がなく、自分なんて…って思って生きて来ました。
あの頃は、こんなことを考えているのって私だけなの?と毎日思い悩んでいました。
今回は、私がHSPという言葉と初めて出会った時のことをお話していこうと思います。
HSPとは
HSPとは、Highly Sensitive Person の略称で、生まれつき神経質で繊細な性格を持つ人のことをいいます。
HSPは、非HSPの人よりも様々な刺激に敏感です。
- 大きな音
- 強い匂いや光
- 人の多い場所
- 周りの人の気分
- 環境の変化
などの刺激を強く感じてしまいます。
また、こういった特性によりストレスや不安を感じやすく、疲れやすい傾向にあります。
今は、HSPである自分を理解できていますが、昔はなぜこんなに考えてしまうんだろう、何もしていないのに疲れるのはなぜ?なんて考えていました。
そんな私がHSPだと知るまでの過程をお話していきますね。
自分に自信なんて言葉は存在しなかった
私はとにかく自信がありませんでした。
- テストでいい点を取って褒められても、毎回取れてるわけじゃないから…。
- おめかしした時にかわいいねと近所の人に褒められても、いつもはかわいくないってことか…。(ひねくれてる?笑)
- 告白してもらっても、自分なんかを好きなはずない
などと、自分の理想と自分がかけ離れているために、自分ができている人間だと思えなかったんです。
うれしいと思いたいけど、次できなかったら言ってもらえない、今日しか言ってくれないならいつもはダメってことだ、私に告白なんてちょろいと思われてるのかななんて、自分を下げるような考え方しかできませんでした。
ずっとこのままでいいの?
高校生になった頃、そろそろ進路を決めないといけないと思い始めていました。
でも自分に自信なんてないので、自分に何ができて、何がやりたいのかなんて考えたことありませんでした。
両親に相談しても、何か資格でも取れば?などとまともに相談には乗ってくれず、友達はいつの間にか進路を決めていて完全に置いてけぼり状態でした。
そんな時、いつも相談に乗ってくれていた弟がやりたくないことはやらなくていい、時間がもったいないよと言ってくれました。
やりたくないことはたくさんあったのでそれ以外で探そうと思い、興味のあった分野の学校に進学することにしました。
結局その学校の先生とは合わずやめてしまったのですが、その時は自分の選択は間違っていないと思えました。
あまりにも理不尽な先生の下で勉強するなんて、ストレスでしかないし時間の無駄だと思ったからです。
理不尽な人は、相手がどう思っているなんて考えられないからおかしなことを言える。
そんな人のために私が傷ついてももったいないし、おかしくない?と自分なりに解釈しました。
その時、自分は考えすぎだ、周りの人ってあんまり考えてないのでは?と思うようになり、ネットで考えすぎてしまうことについて調べるようになりました。
繊細さんに出会う
繊細さんという本はご存知ですか?
この本をテレビ番組で見つけた時、私の20年のモヤモヤが少し晴れた気がしました。
HSPという特性に気づくまでは、本当に自分って面倒臭い人間だなと思って過ごしていて、生きるのってつまらない、疲れる、空が飛べたら自由になれそう…なんて考えていました。
そんな時、この本を見つけてすぐに買いに行き、家に帰って読み終えたあの時の自分をよく覚えています。
自分だけじゃない、変なことじゃない、他の人には感じられないことも感じられる特別な気質なんだ!
嬉しくて嬉しくてその日はなかなか眠れませんでした。
誰に話しても考えすぎ、自意識過剰、誰も私なんかのこと気にしていないなどと言われて、自分でもわかっていたけど納得できなかったです。
みんなは思わないの?気づかないの?気にならないの?
その全ての感情は自分だけにしかわからない、誰にもわかってもらえないと思っていたのが、そうではなかったとわかったから。
本当に嬉しかったんです。仲間がいるんだって。
それからネットでもいろいろと繊細さんについて調べるようになり、多くの人が悩んでいる事実を知ることができました。
私が伝えたいこと
自分だけじゃないんだって思えたあの時の自分のようにあなたにも思ってほしいという気持ちでブログを始めました。
繊細さんは生きていくのに大変なことも多いですが、人の気持ちに寄り添えることに関しては、ずば抜けて才能があります。
そんな特性をうまく生かして、なるべく自由で楽しい生活を過ごしていけるようなお手伝いが出来たらいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたの今日の一日が楽しく過ごせますように…。